【到達目標】
◎処方内容から得られる患者情報を的確に把握できる。(技能)
演習 添付文書、処方せん
90分 x 5コマ
【指導薬剤師が行うこと】
・実例をもとに、処方内容から把握できる患者情報について説明する。
【学生が行うこと】
・処方内容をもとに基本的な医薬品情報を調べる。
・(シナリオを参考に)処方内容から得られた患者情報(予測される疾病、服薬状況など)を薬剤師と話し合う。
【評価の視点】
・処方内容から患者情報を把握できる。
【当薬局での指導】
●実例をもとに、処方内容から把握できる患者情報について説明する。
実際の患者処方箋を提示し、処方内容に付いて調べ、基礎疾患や服薬指導時の注意点を考えてレポートとして提出。また、レポート提出時に薬歴や患者背景を元に話し合う。
※事前に患者名や保険情報を消した処方箋を用意しておく必要あり。5コマなので5例分。 5例分用意するもののポイントとしては、以下のような物を用意する予定としている。
・薬物相互作用をあえて狙って処方しているもの。(相互作用に気がつけるか?)
・複数の点眼薬が処方されれているもの。(点眼順序は?)
・多剤処方されているもの。(一包化の提案が出来るか?)
・適応外処方されているもの(通常と異なる服用時点、適応外疾患に気づけるか?)
・添付文書と異なる服用指示がされているもの。(服用指示が通常でない理由は?)