地域医療・地域福祉:P503

到達目標

◎病院薬剤師と薬局薬剤師の連携の重要性を説明できる。

説明・討議 90分 x 1コマ



指導薬剤師が行うこと

患者を中心とした薬物治療を実践するため薬局薬剤師と病院薬剤師の位置づけを説明する。

・薬物療法の継続性において薬局薬剤師と病院薬剤師の役割と連携について説明する。

・地域で行われている薬局薬剤師と病院薬剤師の連携の実例を説明する。

・それらに関する研修会、検討会などがあれば学生と一緒に参加する。



学生が行うこと

・薬局薬剤師と病院薬剤師の役割および業務の違いを比較・説明する。

・薬物療法における薬局薬剤師と病院薬剤師の連携の重要性を説明する。

・機会があれば退院予定(入院予定)の患者について、退院後(入院後)の薬局薬剤師と病院薬剤師の連携について検討する。



評価の視点

・薬局薬剤師と病院薬剤師の業務について具体的に説明できる。

・薬物療法における薬局薬剤師と病院薬剤師の連携の重要性について具体例を挙げて説明できる。



当薬局での指導

患者を中心とした薬物治療を実践するため薬局薬剤師と病院薬剤師の位置づけを説明する。

薬物療法の継続性において薬局薬剤師と病院薬剤師の役割と連携について説明する。

入院治療が必要となる疾患においては、その治療と療養に薬物治療が大きな役割を果たしている。病院内においてこの薬物治療を管理するのが病院薬剤師の主な役割である。

その後、病状が安定して退院となれば、その後の治療は外来で行うようになり、薬物治療としても院外処方を行うようになる。この時点で薬物治療の管理は病院薬剤師から薬局薬剤師へ切り替わる。



地域で行われている薬局薬剤師と病院薬剤師の連携の実例を説明する。

地域での薬局薬剤師と病院薬剤師が共同で勉強会を行ったり、当薬局地区ではオープンフォーラムのような催しを共同開催している。



それらに関する研修会、検討会などがあれば学生と一緒に参加する。

日程的に合えば参加してもらいたいと考えている。