【到達目標】
◎日用品に係る薬剤師の役割について説明できる。
◎日用品に含まれる化学物質の危険性を列挙し、わかりやすく説明できる。
説明・演習 当該商品
90分 x 1コマ
【指導薬剤師が行うこと】
家庭用品、文具、美術工芸品、殺虫剤など、身の回りに存在する日用品に含まれる毒性について説明する。
・特に毒性の強い日用品にはどのようなものがあるのか説明する。
・使用法に特に注意が必要な日用品にはどのようなものがあるのか説明する。
【学生が行うこと】
・誤使用する危険性の高い日用品を列挙する。
・インターネットなどで対処法を調べる。
【評価の視点】
・誤使用する危険性の高い日用品を列挙し、対応策を説明できる。
【当薬局での指導】
家庭用品、文具、美術工芸品、殺虫剤など、身の回りに存在する日用品に含まれる毒性について説明する。
●特に毒性の強い日用品にはどのようなものがあるのか説明する。
洗剤の塩素系のものと酸性のものを混ぜると塩素ガスが発生して中毒症状を起こしてしまう。洗剤に「まぜるな危険」とあるものには注意が必要である。
●使用法に特に注意が必要な日用品にはどのようなものがあるのか説明する。
コンタクトレンズの蛋白除去液をすすがずに装用することなどは眼球を痛める原因となる。また、強力な洗剤や漂白剤など皮膚接触刺激性のあるものに関しては手袋を装着する必要がある。