地域保健:P509

到達目標

◎地域住民に対する医薬品の適正使用の啓発活動における薬剤師の役割を説明できる。

説明・見学 保健所等 関連資料
90分 x 2コマ



指導薬剤師が行うこと

・薬健康教育における薬剤師の役割について説明する。

・地域における医薬品の適正使用の様々な啓発活動に関する薬剤師の役割を説明する。

・薬と健康の週間における薬剤師の役割について説明する。

・「薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック」などをもちいて、薬剤師によるドーピング防止活動(スポーツファーマシストなど)への取り組みや、使用可能薬、禁止薬リストなどについて説明する。



学生が行うこと

・地域における医薬品の適正使用の啓発活動に関する薬剤師の役割について説明する。

・ドーピング禁止薬物にどのようなものがあるか調べる。



評価の視点

・地域における医薬品の適正使用の様々な啓発活動に関する薬剤師の役割を説明できる。

・薬剤師によるドーピング防止活動について説明できる。

・ドーピング禁止薬物の例をいくつか列挙できる。



当薬局での指導

薬健康教育における薬剤師の役割について説明する。

人間は必ず老い、その過程においてある程度の疾病を抱える事になる。その状態を可能な限り健康な状態に保つために薬という物が使われる。つまり、万人がいつかは薬を使うという状況におかれる可能性があるという事である。

よって、薬の専門家である薬剤師が、この薬というものを通して健康を維持するにはどうすればよいのかを国民に教育することは非常に重要である。これは国家資格である薬剤師の責務である。



地域における医薬品の適正使用の様々な啓発活動に関する薬剤師の役割を説明する。

地域の活動としては、健康日本21の一環としての地域講演会、薬と健康の週間での街頭お薬相談、アンチドラッグ啓発活動のビラ配りなどがある。



薬と健康の週間における薬剤師の役割について説明する。

薬と健康の週間では、街頭で各師会と連携し、地域の方々に薬と健康に興味を持ってもらう事を目的とし、お薬の相談や簡単な健康診断を行っている。



「薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック」などをもちいて、薬剤師によるドーピング防止活動(スポーツファーマシストなど)への取り組みや、使用可能薬、禁止薬リストなどについて説明する。

ガイドブックやリストは見てもらうとして、知らなければならない事としては以下を参照。物事の本質を見極める力を養って頂きたい。

〔参考資料〕
スポーツファーマシストの基礎知識:10しす
スポーツファーマシストの基礎知識 目的編:10しす