計数・計量調剤の鑑査:P315Δ

到達目標

◎調剤された医薬品に対して、監査の実務を体験する。(技能)

説明・実習 薬歴簿・処方せん・資料
90分 x 3コマ



指導薬剤師が行うこと

・薬剤鑑査の流れを説明する。

・薬剤鑑査におけるチェックポイントを説明する。

・実際に行う薬剤監査が適切に行われているか確認する。



学生が行うこと

・薬剤監査の流れを見学する。

・薬剤監査におけるチェックポイントを説明する。

・指導薬剤師の立ち会いのもと、実際に薬剤監査を体験する。



評価の視点

・薬剤監査の流れを説明できる。

・ポイントを的確に捉え、正しく薬剤監査が出来る。



当薬局での指導

薬剤監査の流れを説明する。

薬剤監査の流れとしては、薬剤師Aが調剤し、調剤が出来上がった段階で薬剤師Bが監査を開始する。監査が完了した後に服薬指導などの投薬を開始する。



薬剤監査におけるチェックポイントを説明する。

監査におけるチェックポイントは、まず処方箋通りに調剤がなされているかを確認する。次にそれを薬袋の表書きが正しいかどうかを確認しながら薬袋に詰めて行く。この際、薬袋に確認印を押す事を忘れない。

そして最終的に薬歴をみて、過去処方と照らし合わせて変更点が無いかどうかを確認する。のちに投薬、服薬指導を行う。



実際に行う薬剤監査が適切に行われているか確認する。

実習中の学生による監査はもう一度薬剤師による監査を受ける必要があると考える。