服薬指導の基礎:P320Δ

到達目標

◎自己注射が承認されている代表的な医薬品を調剤し、その取扱い方を説明できる。

説明・演習 ビデオ
90分 x 2コマ 医療廃棄物の処理など



指導薬剤師が行うこと

・自己注射が認められている医薬品の種類に付いて説明する。

・自己注射が認められている医薬品の取り扱い方を説明する。

・処方せん(または模擬処方箋)に基づいて、自己注射が認められている医薬品を調剤させて、正確に行われているか確認する。

・ロールプレイで、取り扱い方の説明が適切に行われているか確認する。



学生が行うこと

・自己注射が認められている代表的な医薬品を列挙する。

・自己注射が認められている医薬品の取り扱い方を説明する。

・処方せん(または模擬処方箋)に基づいて自己注射が認められている医薬品の調剤を行う。

・ロールプレイにより、取り扱い方を説明する。



評価の視点

・自己注射が認められている代表的な医薬品を列挙できる。

・ロールプレイにおいて、服薬指導、自己注射の取り扱い方の説明などが適切にできる。



当薬局での指導

自己注射が認められている医薬品の種類について説明する。

自己注射として当薬局が扱っているのは、

・インスリン製剤
・ヒト成長ホルモン剤 等である。

その他にも多々あるので紹介する。



自己注射が認められている医薬品の取り扱い方を説明する。

自己注射剤は製剤によって厳重な管理が要求される。特に温度管理については重要である。これを怠れば極端な場合薬効が失活してしまう。
また、注射針などの医療廃棄物の処理方法についても説明したい。



処方せん(または模擬処方箋)に基づいて、自己注射が認められている医薬品を調剤させて、正確に行われているか確認する。

注射剤の調剤は頻繁ではないものの、確実に定期で出るので、体験できると思われる。



ロールプレイで、取り扱い方の説明が適切に行われているか確認する。

これも模擬処方せんの中に注射剤を入れたものでロールプレイを行う。