【到達目標】
◎インシデント、アクシデント報告の記載方法を説明できる。
講義・演習
90分 x 1コマ
【指導薬剤師が行うこと】
・インシデント(ヒヤリ・ハット事例)レポート、アクシデント(調剤事故)レポートの意義・必要性説明する。
・実際の報告様式に基づき、記載内容や記載方式を説明する。
・自身の薬局でこの報告が活かされた事例(過誤防止などの改善に繋がった事例等)があれば併せて説明する。
【学生が行うこと】
・インシデントレポート、アクシデントレポートを記載する目的とその項目を説明する。
・実習中に経験したヒヤリ・ハット事例について、インシデントレポートを作成する。
【評価の視点】
・インシデントレポート、アクシデントレポートを記載する目的を説明できる。
・インシデントレポート、アクシデントレポートに適切に記載できる。
【当薬局での指導】
●インシデント(ヒヤリ・ハット事例)レポート、アクシデント(調剤事故)レポートの意義・必要性説明する。
これらのレポートを分析する事によって、その背景に隠されている原因を究明し、次に同じような事象が起こる事がないように対策を立てる必要がある。ただの反省文ではないのである。
●実際の報告様式に基づき、記載内容や記載方式を説明する。
下記参考資料は一例であるが、このような様式で報告を行う。
実習中、学生が一度は計数ミスなどを犯すと思われるので、その際に記入してもらおうと考えている。
〔参考資料〕
調剤事故・インシデントレポート様式
●自身の薬局でこの報告が活かされた事例(過誤防止などの改善に繋がった事例等)があれば併せて説明する。
上記項目を学生と話しているときに一緒に話をしようと考えている。具体的には、医薬品棚の位置を変更した等の改善をした結果、ミスが減ったという事例がある。